◆ コラム「‘笑い‘の効用ってすごい!」
先日、当院と病診提携をしている九段クリニック院長、阿部博幸先生から一冊の本をいただきました。
内容は阿部先生と筑波大学名誉教授で世界的な遺伝子研究者の村上和雄先生の対談集で、私にとって「我が意を得たり」との感想を持ったので紹介します。
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私たち人間の遺伝子は38億年前から連綿と進化を続けながら現在の私たちにつながっていて途中、一度でも途切れていたら私たちの存在はなく、何処かでアクシデントがあれば人間として誕生してくることはできなかった。
すなわち、人間として生まれたということは、それだけですでにエリート中のエリートで、更に自分が生まれてくる確率は一億円の宝くじに100万回連続して当ったのと同じで、大変で素晴らしいことだ。
精神的な因子が遺伝子のスイッチのオンとオフに関与するとの仮説から、ポジティブな因子はよい遺伝子のスイッチをオンにし、ネガティブな因子はよい遺伝子のスイッチをオフにするという二つの仮設を立てた。
ポジティブな因子とは、喜び、楽しみ、愛情、信念、祈り、感謝などで、ネガティブな因子とは、苦しい、つらい、ねたみ、怒りなど。
この仮説を立証するためには証拠が必要で、それを考えていた時に吉本興業の社長と出会い、これを笑いで証明できないかと考えて実験してみた。
その結果、「笑い」が糖尿病患者の食後血糖値の上昇を大幅に低下させることを見出し、「笑い」によってどの遺伝子のスイッチがオンになってどの遺伝子のスイッチがオフになったかを直接つきとめることに成功した。
人体の発生のプロセスにも「目に見えない力」が働いていると、イギリスの生物学者ルパート・シェルドレイクも言っており、何か偉大な力の存在が感じられ、私たち人間は考えれば考えほど「生かされて生きている」というのが実感だ。
人類に多大な恩恵をもたらした近代医学もここにきて壁に突き当たっており、手術や投薬による医療事故や合併症の増加に加え、ガンやリウマチなどの難病の治療に手を焼いている。
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この対談から、私は、生活習慣病が最も身近な問題になっている昨今、生命発生の不思議さや、自分が生きて存在していることの重みをあらためて考えてみることも大切なことではないかと感じたものです。
※コラムの内容に関しては実際の施術とは関連がございません。 |